2023年01月12日

【ガンの正体〜ガンは「浄血装置」】(森下敬一氏著より一部抜粋)

【ガンの正体〜ガンは「浄血装置」】(森下敬一氏著より一部抜粋)
一般には、ガンというと、体のいろいろな部分にできるガン腫(オデキ)になったところだけがガンだと思われています。
しかし、これはまちがいです。このガン腫というオデキは、いわば結果としてできたものなのです。
ほんとうに「ガン」と呼ばなくてはならないのは、そのオデキをつくらせたものです。そのオデキをつくらせた蔭の悪魔は何でしょうか。
それは「血液の汚れ」なのです。さきに、血液が汚れると、それが体のなかのいろいろなところに炎症をおこさせることをお話ししましたが、その炎症の一つが、まさにこのガン腫です。
血液が汚れてくると、その人の体でいちばん敏感なウィークポイントにこのオデキがあらわれるのです。
ガンの正体が「血液の汚れ」だとしますと、このガン腫というオデキは、いったい何なのでしょうか。
ガン腫は、実は体がつくりだした「浄血装置」なのです。
つまり、血液が汚れに汚れてしまって、このままでは命もあぶなくなるというときに、このガン腫ができて血液をきれいにしてくれる働きをするのです。
最近、フランスの学者がガンのオデキのなかで抗毒素ができて、それが血液中に分泌されていることを発見しました。
いままでは、ガン腫は悪魔の創造物だから、切りとるとか、放射線で焼き殺すとかしてやっつけなければならないとばかり思っていたものが、抗毒素を血液中に送りこみ、病気の毒素を中和してくれていることがわかったのです。血液が汚れるというのは、こういった毒素が血液のなかに入りこむことです。
この毒素が腸のなかでつくられることは前にのべたとおりですが、その結果できるガン腫というオデキは、その血液をきれいにするための浄血装置です。
まったく体というものはうまくできているものと感心するばかりです。だから、ガンになった、ガン腫ができたということは、むしろ喜んでよいものです。ですから、ここのところをよく理解し、頭を切りかえて下さい。
もし、体のほうでガン腫をつくってくれなかったら、人間は汚れた血液のまま、急転直下、死んでしまわなければなりません。ガン腫ができるおかげで、生きのびることができるのです。
以前には、敗血症という病気で死ぬ人がたくさんいました。これはいわば血が腐る病気です。
この病気は、まず腸のなかで異常発酵がおこって、毒素や老廃物がたくさんでき、それが血液のなかに入ると、血液中に細菌が大繁殖して、血液はどんどん腐ってしまうのです。こんな状態になった人は、まず一週間とはもちません。たいてい二日か三日で死んでしまいます。
この病気が、ふしぎなことに、いまではバッタリ姿を消してしまったのです。なぜでしょうか。
それは、人間の体がガン腫という浄血装置をつくって、それに対処することをおぼえたからだと思うのです。
敗血症では二〜三日であの世行きとなる人が、ガンというオデキが体内にできたおかげで二〜三年は生きのびられるようになったわけですから、ガンにたいして感謝しなければバチがあたるというものでしょう。
たとえてみれば、いますぐ死刑になるところを、数年間の執行猶予が与えられたのです。この間に心を入れかえて、血の汚れを治すために積極的に努力し、生活改善をはかれば、死刑はもう執行されないのです。つまりガンが治ってしまうのです。
血液がすっかりきれいになれば、体がやむなくつくりだしたガン腫はお役御免になり、自然に消えていってしまいます。
ですから、ガン腫は「赤信号」であり「安全弁」であり「血液浄化装置」なのですから、本質的に「よいもの」なのです。
それなのに、いまの医学では、そのガン腫をしゃにむにたたきつぶせと、放射線を照射したり、抗ガン剤治療(!?)しかやっていないのですから、ガンがほんとうに治るわけがありません。
たとえ、左の乳房にできたガン腫を切りとっても、その人の血液が汚れているかぎり、必ずこんどは右の乳房やその他のところにこの浄血装置ができてきます。それを切りとれば、またべつのところにガン腫ができます。オデキを何度とったところで、原因である血液の汚れが消えないからです。ガンになっても、何もせずにほうっておけば二〜三年は生きられるのですが、ガン・センターなどに入ると、みんな申しあわせたように半年ぐらいでバタバタ死んでしまうのは、このためです。
ただもうガン腫をやっつけるために、大量の抗ガン剤を与えたり、放射線をかけたり、手術をしたりしているので、患者の体がもたないのです
おそろしいのはガンではなく、ガン化をやっつけさえすればそれで万事解決だと安易に考えている現代医学の愚かしさのほうではないでしょうか。
ガン腫瘍こそが、ガン患者にとって救いの女神、もしガン腫に溜まっている毒素が全身を巡っていたら…。
常に生体の細胞は毒素にさらされ全身はボロボロに…。
ガン腫ができないほうが良いという発想が間違いなのであります。
posted by TASS設計室 at 21:28| 閑話休題

基礎梁の鉄筋の位置(高さ方向)

木造住宅の場合、基礎梁の鉄筋の位置(高さ方向)は、成り行き任せなので、X方向が上になるか、Y方向が上になるか分からない。スラブ筋も同様である。
寸切りの主筋を並べて定着はL形の鉄筋を添わせることもあるので、同じ高さでも差し支えない。現場も意識しない、というか、そのようなことは考えていない。
基礎梁の計算では dt を大きめにしておくほうがよい。
スラブ筋も同様で、現場でどちらを先に並べるかで決まる。「犬が西向きゃ尾は東」だね。


posted by TASS設計室 at 21:08| 木造の構造計算

勉強は一話完結

実務では、一話完結的な勉強もよい。
何かのテーマについて、簡潔にまとめるのである。A4で数枚でまとめると分かりやすい。

何かの構造の構造計算をマスターする場合、20時間あればひと通り話すことができる。

posted by TASS設計室 at 20:08| 建築士

断面で考える

平面図を描きながらも断面で考える。平面図と立面図だけで仕事している人が多いようだ。
矩計図は立面図・平面図・断面図を同じ紙面に描くとディテールが理解できる。
構造図としてこんな図面を描くこともある。ここからスタートする。
そうしないと高さが決まらない。
posted by TASS設計室 at 19:27| 構造設計

壁倍率計算と詳細計算のミックスはダメ

耐力壁の倍率計算と詳細計算のミックスはダメでしょう。2x4工法では、そのような計算は行わないが、軸組工法では採用している。
剛性に基づく計算と倍率計算では剛性が異なるので混ぜたらダメではないか。
そのような計算が可能な構造計算プログラムがあり、ミックスして入力できる。試算している時は便利だが、そんな時は、計算終了メッセージにその旨を出力してもらうとありがたい。
一部の壁を剛性で計算し、それを倍率に換算して計算するには都合がよい。剛性に大差がないから、それでもよいと言われれば、ダメとは言えない。
しかし、倍率という考え方が気に入らない。
posted by TASS設計室 at 13:15| 木造の構造計算