計画段階の意匠図が送られてくるが、イマイチのものがある。
まだ変わるだろうな、と思いながら眺めている。後でどうにでもなる構造設計にすることも考える。
荷重に余裕をもつとか、小梁とスラブの変更が可能にしておくとか、変更しても軽微変更で済ませることができるようにする。
法規上のことは審査機関に聞きながら設計しているようだ。そんなものは設計者が決めればよいと思うが、何を聞くのだろう。その地域特有の取り扱いがあることもあるが、行政の窓口で確認することが最も正確である。遠隔地でもメールで対応してくれる役所もある。
いろいろ考えてはみたものの・・・・・
いろいろ考えてはみたものの、普通に設計することがコストパフォーマンスが良いことに気づく。
積算を行い、シミュレーションすると理解できるだろう。
軽量鉄骨造やブレース構造は、条件により躯体コストが下がるが、制約が多すぎて狭小地のプランが成り立ちにくい。ラーメンに落ち着くものである。
平面的な斜め軸、腰折れの柱など、ラーメン構造は自由度が高い。ブレース構造にすると、柱梁の接合部はピンになり、柱梁耐力比は関係なくなるので、ルート2で計算しやすくなる。ラーメンはルート3が必須だが、鉄骨造のルート3は難しくない。
躯体工事の管理ができず、丸投げに近い状態になるから躯体コストが上がるのである。型枠・鉄筋・鉄骨の業者と現場監督の能力で決まる。
積算を行い、シミュレーションすると理解できるだろう。
軽量鉄骨造やブレース構造は、条件により躯体コストが下がるが、制約が多すぎて狭小地のプランが成り立ちにくい。ラーメンに落ち着くものである。
平面的な斜め軸、腰折れの柱など、ラーメン構造は自由度が高い。ブレース構造にすると、柱梁の接合部はピンになり、柱梁耐力比は関係なくなるので、ルート2で計算しやすくなる。ラーメンはルート3が必須だが、鉄骨造のルート3は難しくない。
躯体工事の管理ができず、丸投げに近い状態になるから躯体コストが上がるのである。型枠・鉄筋・鉄骨の業者と現場監督の能力で決まる。
posted by TASS設計室 at 09:02| 構造設計