2022年12月23日

4階建て

4階建てというと、どのような構造を思い浮かべるだろう。構造計算ルートをR1,R2,R3で示す。
@RC造(R1,R2,R3)
AS造(R2,R3)
BWRC造(R1,R3)
C枠組壁工法(R3)
D木造軸組工法(R2,R3)
E混構造(R2,R3)
一級建築士の資格で構造設計ができるのは
@RC造(R1)耐震壁付きラーメン
BWRC造(R1)
である。

posted by TASS設計室 at 19:34| 構造設計

不安定構造に反応しない

不安定構造に反応しない設計者は危険な存在である。
危険な状態を危険と思わないことが不思議だ。
posted by TASS設計室 at 18:34| 建築士

木造の設計者を甘やかすな

木造の設計者を甘やかすから、彼らは進歩しない。
3階建て以下の小規模な木造建築は、意匠も構造もなく、1人の設計者が設計できるようになっている。
分業化すると効率的かもしれないが、総合力が失われる。全てを掌握する司令塔的な人は忙しい。
posted by TASS設計室 at 10:08| 木造の構造計算

建物を軽くする

工場の改修工事の構造計算書を見直していたところ、外壁にイソバンドが使われていた。
これはデザインも性能も優れ、予算が合えば使いたい外装材である。
4〜5階建ての外装材の定番はALCだが、軽くて見た目がよく、ALC並みのコストのものがあったら使いたい。
posted by TASS設計室 at 09:15| 構造設計

あえて平均せん断力法

WRC造の構造計算は立体解析ではなく、あえて平均せん断力法で計算するという方法がある。
2x4工法を含む壁式構造の保有水平耐力計算は、許容応力度計算に総曲げ抵抗モーメントの計算で十分ではないかと思う。
2x4工法の4階建ても、総曲げの検討を加えることでルート2の計算を許容してもよいのではないだろうか。
posted by TASS設計室 at 08:14| 構造設計