2022年12月22日

総曲げ抵抗モーメント

総曲げ抵抗モーメント
WRCでは、総曲げ抵抗モーメントによる略算的な保有耐力計算を行う方法がある。
保有耐力計算と比較してみる。
この考え方は2x4工法にも適用できるので、計算してみる価値がある。
posted by TASS設計室 at 12:22| 構造設計

設計者の判断により・・・・・・

木造の設計者は判断しないらしい。倍率の計算から抜け出していないのだから、そんなものだろう。
いちいち設計者の判断により、なんて書くのは、木造の業界の本に多く見られる。
グレー本の P.210 にも、そんなことが書かれている。
だから設計者として判断して設計するのである。
国の補助金で研究し、建築研究所が監修したにもかかわらず、足を引っ張るようなことは書かなければよい。
自信がないなら書かなければよい。

面材の壁を両面貼ることがあるが、両面の剛性を加算して良いかという質問を受けたので、足し合わせればよいと答えた。そうしたら、どこに書いてあるのか、誰が良いと言ったのかと質問されたので、『ニュートンが言っている』と答えた。並列バネですよ。

posted by TASS設計室 at 09:17| 木造の構造計算

聞き損いは、言い手の粗相

設計方針に準拠する指針と、その解釈を書かなくてはならない。
当たり前に読めることでも、人によって解釈が異なる。

『聞き手の粗相は言い手の粗相』『聞き損いは、言い手の粗相』という言葉がある。
聞き手が正しく理解しないのは、言い手の方に問題があるということである。
『聞く』を『読む』に置き換えても同じことである。
posted by TASS設計室 at 01:29| 木造の構造計算