2022年12月18日

斜面地で変形した建物の計画

斜面地で変形した建物の計画は混構造かRC/WRCで計画する。
平面的な斜め軸があり、通り芯が直交しなくても計算可能である。ただし、斜めにするにしても、出来る限り直交座標を残し、外周のみを斜め軸にする。
WRCと2by4の組合せが最も対応しやすい。
半地下で上部を鉄骨造にする場合は、地下の柱をSRCにしてベースパックを省く。BCR295 ロ-200x200x9 階高3m で、0.2tだから、ベースパックを使うより安上がりになる。
理解できる施工会社なら施工できるだろう。
エスキースの段階から構造設計者に相談することを勧める。
posted by TASS設計室 at 18:47| 混構造

工事費の分析

工事費の分析が出来ているのだろうか。
建設会社は工事費が気になるようだが、資料を集めても分析できていない。躯体工事費の分析末は、外部に依頼するほうが良いのではないだろうか。
こんなものは、1人の担当者が積算の担当者に指示してまとめればできることである。想像すると、分からないことだらけで、心配で何もできない状態と思われる。
これが概算見積もりを出すことができる会社と、図面がないと何もできない会社の違いである。
過去の工事を分析して標準化すればできる。
結局、図面を下請け各社に配布して、出てきた見積書を集計しているだけである。そこから得るものがあるのだが、何も見えていない。もったいないことである。
posted by TASS設計室 at 18:21| 混構造

なぜプレファブか、規格建築か

考えさせると時間がかかるからである。時間がかかるというよりも答えが出ない。
だから考えさせずに設計させることを考える。
そこで社内規格、標準化、プレファブ化ということになる。
ルールはできるだけ少ないほうがよい。
posted by TASS設計室 at 15:19| 閑話休題

マークシート的な選択問題はやめませんか

仕事に於いても、マークシート的な選択問題はやめませんか。
選ぶのではなく論述することを心がける。
そうすることで、新たな解を見出すことができる。解法は何通りもあるものだ。
会社で上司から言われると、そのことを一生懸命検討するが、その是非を論ずることがない。
解法を誘導されて解くのではなく、自分で考えだすことである。
posted by TASS設計室 at 14:38| 閑話休題

ワクチンを何回も打つ心理

なぜワクチンを何回も打つのだろう。
もうすぐ新型コロナと称する風邪が新発売になってから3年が経過する。
日本では年間で延べ1億3950万人が風邪をひく。風邪や下痢はデトックスだから、身体の調子が悪かったくらいに思えばよい。
僕は新型コロナのワクチンやインフルエンザのワクチンは接種していない。マスクもしない。
4回目のワクチンを接種した人は、12月15日時点で5227万1203人である。1日に20万人打っているのだから、あと90日で7000万人くらいになり、3回目の8482万人には及ばないものの、人口の半数以上は打つことになるだろう。
副反応が起きて、ワクチンが効いていると思う人がいるから笑っちゃう。アルコールを飲んで酔うこととは違う。プラセボも相当数含まれているらしい。缶ビールの中に、ノーアルコールビールを混ぜているようなものか。

posted by TASS設計室 at 10:31| 日記

病的に地震を恐れる人

病的に地震を恐れる人がいる。対応方法としては、次の@〜Dが適している。
【新築の場合】
@耐震等級2あるいは耐震等級3を取得する
A任意の適合性判定を受け、適判の判定済証を得る
【建物建設後の場合】
B耐震診断を行い、評定を受ける
C工学博士を選任し、学識経験者として見解書を作成してもらう
D改めて新築として構造計算を行う

@〜Dは対応する用意があり、全て経験済みである。
耐震診断を行っても、評定を受けなければ効力が半減する。
このような中で、軽んじられているのが土質試験である。上部構造は丹念に検討するが、土質が漠然とした状態では、片手落ちである。
土質の専門家に参加してもらい、考察を加えてもらう必要もある。必要とする資格は技術士である。
地震の研究者に断層から考察を加えてもらうこともある。地質年代からの話しになる。
木造住宅に多いが、偏心率が大きい建物が危ないので、建物の弱点を無くすことを考えるとよい。
posted by TASS設計室 at 10:12| 日記