ピロティの柱4本を検討するだけのために建物全体の計算を行った。20m x 10m の3階建て軽量鉄骨造である。部材数が多いので、計算に時間がかかった。結果は4本の内3本がNGだった。きわどいところでNGなので、もともと良い設計だった。計算書をPDFに変換したら、柱4本の断面検定だけでも約500ページになったので、出力を選んでコンパクトにまとめる。
改造された建物を購入したお客さんが心配に思って相談してくれたことは正解!!
電算だけではなく、手計算でも検証し、報告書を作成する。基礎梁がしっかりしているので、補強は難しくない。直下型地震を考慮し、上下方向の震度を1.0として補正する。いくら計算でOKになったとしても、建物は見た目の安心感も必要である。
ローコスト鉄骨造
RC造の耐震壁をエレメント置換して計算する際、壁の中央に縦に剛性の高い柱を設定する。鉄骨造のブレースの代わりに、こんな方法がないかと思ったら、既に積水のシャーメゾンが有った。
大和ハウス工業の枠付きブレースも、ブレース構造でありながら塑性変形能力が高い。鉄骨系プレファブメーカーはよく研究している。
全ての構造に言えることだが、耐力壁は奥が深い。
これらの特徴を比較したものが月刊誌に出ていないか探している。
建築技術、建築知識、日経アーキテクチュアに出ていないかな。
昔、建築技術に書かれていた記事だが、鉄骨造もあえて4号建築として設計するということを思い出した。
あえて4号建築である。
許容応力度を満たせば、構造に関する細則を除外しても良いというものである。これは審査が簡略化されると言うことであって、構造に関する細則を無視しても良いというわけではないと思う。
逆に保有水平耐力計算を行っても、4号建築というものもある。
大和ハウス工業の枠付きブレースも、ブレース構造でありながら塑性変形能力が高い。鉄骨系プレファブメーカーはよく研究している。
全ての構造に言えることだが、耐力壁は奥が深い。
これらの特徴を比較したものが月刊誌に出ていないか探している。
建築技術、建築知識、日経アーキテクチュアに出ていないかな。
昔、建築技術に書かれていた記事だが、鉄骨造もあえて4号建築として設計するということを思い出した。
あえて4号建築である。
許容応力度を満たせば、構造に関する細則を除外しても良いというものである。これは審査が簡略化されると言うことであって、構造に関する細則を無視しても良いというわけではないと思う。
逆に保有水平耐力計算を行っても、4号建築というものもある。
posted by TASS設計室 at 11:34| 鉄骨造