構造計算プログラムがシャットダウンしてしまうので、何か悪いことをやってしまったと思ったら、節点移動で、隣りの節点とくっついてしまっていた。
そんな時は、先に隣りの節点を少し移動しておき、目的の節点を移動する。
同一節点にすることができるプログラムがあるので、出来ると思っていた。節点を移動する時は注意が必要だ。
任意の斜め軸を設定することができるが、交点が合っていない意匠図を受け取ると、通り芯を引き直す。
2022年11月21日
構造計算プログラムがシャットダウン
posted by TASS設計室 at 20:21| 構造計算プログラム
基礎の計算
FAP-3で基礎の計算を行ったものを見たが、引抜力に対する計算で、柱の位置を支点にしているので、浮き上がっても基礎梁に応力が発生しない。
杭基礎で杭の周面摩擦力で抵抗する場合は、それでもよいが、直接基礎の浮上りに対しては適切な計算ではない。浮上りを拘束しないという条件を加えて計算すると、浮上ったら基礎梁が抵抗する計算ができる。
上部構造を計算する場合は、浮上りを拘束して計算する。そうしないと建物に地震力が入らない。
しかし、浮上ったことで倒壊を免れる建物もある。
基礎の浮上りについての研究がある。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijs/74/644/74_644_1803/_article/-char/ja/
https://www.sein21.jp/TechnicalContents/Ishiyama/Ishiyama0104.aspx
杭基礎で杭の周面摩擦力で抵抗する場合は、それでもよいが、直接基礎の浮上りに対しては適切な計算ではない。浮上りを拘束しないという条件を加えて計算すると、浮上ったら基礎梁が抵抗する計算ができる。
上部構造を計算する場合は、浮上りを拘束して計算する。そうしないと建物に地震力が入らない。
しかし、浮上ったことで倒壊を免れる建物もある。
基礎の浮上りについての研究がある。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijs/74/644/74_644_1803/_article/-char/ja/
https://www.sein21.jp/TechnicalContents/Ishiyama/Ishiyama0104.aspx
posted by TASS設計室 at 14:38| 木造の構造計算
応力が集中したら梁をやめる
無理な意匠につきあって苦労することがある。
応力が集中したら梁をやめる。あるいは梁断面を極端に小さくして応力集中を避ける。中間階の梁をやめて、基礎梁と最上階のみとすることもある。
そんなことをやると、フレームの剛性が低下するので、偏心率が大きくなり、Fes=1.5ということになる。
応力が集中したら梁をやめる。あるいは梁断面を極端に小さくして応力集中を避ける。中間階の梁をやめて、基礎梁と最上階のみとすることもある。
そんなことをやると、フレームの剛性が低下するので、偏心率が大きくなり、Fes=1.5ということになる。
posted by TASS設計室 at 10:07| 構造設計
木造専業の構造設計はKIZUKURIのユーザーが多い
木造専業の構造設計はKIZUKURIのユーザーが多い。それで4階建てにチャレンジしている。
3階建て以下なら、使いやすいプログラムである。
2x4工法に関しては、kizukuri-2x4では開口部の設定が面倒なので、苦労すると思う。
RC,WRCの構造計算プログラムでは、最初に無開口の壁を入力し、そこに開口のデータを加えるので、開口寸法の変更に容易に追従可能である。
KIZUKURIは軸組工法、2x4工法共に、相変わらず基礎の計算が分離されているので、データの転送を行わなくてはならない。
2x4工法の4階が避けられている理由の1つは、保有水平耐力計算を行うことにある。軸組工法はルート2の計算なので、偏心率と剛性率のチェックだけで済む。
基礎の計算では、せん断力の割増係数を1.5で計算している人が多いが、ルート2の場合は2.0にすることを忘れないように。技術基準解説書(2020) P.389
3階建て以下なら、使いやすいプログラムである。
2x4工法に関しては、kizukuri-2x4では開口部の設定が面倒なので、苦労すると思う。
RC,WRCの構造計算プログラムでは、最初に無開口の壁を入力し、そこに開口のデータを加えるので、開口寸法の変更に容易に追従可能である。
KIZUKURIは軸組工法、2x4工法共に、相変わらず基礎の計算が分離されているので、データの転送を行わなくてはならない。
2x4工法の4階が避けられている理由の1つは、保有水平耐力計算を行うことにある。軸組工法はルート2の計算なので、偏心率と剛性率のチェックだけで済む。
基礎の計算では、せん断力の割増係数を1.5で計算している人が多いが、ルート2の場合は2.0にすることを忘れないように。技術基準解説書(2020) P.389
posted by TASS設計室 at 09:50| 木造の構造計算