2022年11月02日

木造ハイブリッド構造設計指針

混構造から進歩して、木造ハイブリッド構造設計指針が出来ても良い時期になった。
互いに学ぶべきところがあるので、軸組工法と2x4工法の区別することなく記述したほうがよい。混構造に関しても、現在出回っている設計例は、工夫の余地があるので、現実的なものに改めるとよいだろう。
設計者が工夫する余地は多い。
平面的な異種構造としては、RC,WRC,Sと木造を組合わせるが、同じ木造なのだから、軸組工法と2x4工法を平面的にミックスしてもよいだろう。剛性の評価さえ適切に行えば、難しいことではない。
2x4工法の建物に軸組工法で増築したい、軽量鉄骨造の建物に木造で増築したいという要望がある。
大して変わらないのだから、好きにさせたらよいと思っている。
posted by TASS設計室 at 20:54| 閑話休題

基礎までシームレスに計算

構造計算プログラムは基礎・杭までシームレスに計算できるものがよい。
便利なものを使うと、昔のように杭の計算を行い、杭頭モーメントを手入力することを面倒に思うようになる。
上部構造がどのようなものであっても、汎用的に杭と基礎、基礎梁の計算ができるプログラムがあると便利である。BUS基礎で、そのような使い方ができるか試してみる。
posted by TASS設計室 at 19:32| 構造計算プログラム