通り芯は何のためにあるか考えたことがありますか。書けと言われて、お義理に書いていると思われるものもある。線が交わったところが節点になる。
立体座標は x-y-zの右手座標系で表現し、3つの軸方向力、3つの回転力で応力解析を行うからである。
任意の曲面をFEMで解析する場合でも、微小区画をとってみれば座標が存在する。そんな難しいことは僕には出来ないので、点と線で構成できるものだけを対象にしている。
「位相幾何学」「射影平面の幾何学」は僕には手に負えなかった。
2022年10月26日
通り芯は何のためにあるか
posted by TASS設計室 at 20:20| 構造設計
荷重拾いとモデル化
構造計算の最初の段階は建物の形状を整理し、モデル化することから始める。
フレームのモデルが適切につくれるか整理しないと、応力計算をおこなうことができない。
荷重拾いも重要で、仕上げやフカシ荷重などを整理する。その段階でスラブ厚を決め、小梁の断面と配置を決める。バルコニーの重量は、水勾配や手摺の脚部などのディテールを考えると結構な重量になる。パラペットの重量も同様である。
ファジーな意匠図から構造芯を求めるが、斜め軸の通り芯が直交座標系と交差しないものも珍しくない。優先順位を決めて判断する。RC造は剛域長で辻褄を合せるが、鉄骨造は節点座標が基本になる。
このあたりをメモしながら、一貫計算プログラムのデータ入力を行う。
斜め軸がある場合、任意形状のスラブを配置する機能があるプログラムは便利だが、それがなければダミー梁を配置する。ダミー部材を配置する機能がない場合は、小断面の梁を入れて荷重の伝達を行う。
基本は x-y-z の座標である。
フレームのモデルが適切につくれるか整理しないと、応力計算をおこなうことができない。
荷重拾いも重要で、仕上げやフカシ荷重などを整理する。その段階でスラブ厚を決め、小梁の断面と配置を決める。バルコニーの重量は、水勾配や手摺の脚部などのディテールを考えると結構な重量になる。パラペットの重量も同様である。
ファジーな意匠図から構造芯を求めるが、斜め軸の通り芯が直交座標系と交差しないものも珍しくない。優先順位を決めて判断する。RC造は剛域長で辻褄を合せるが、鉄骨造は節点座標が基本になる。
このあたりをメモしながら、一貫計算プログラムのデータ入力を行う。
斜め軸がある場合、任意形状のスラブを配置する機能があるプログラムは便利だが、それがなければダミー梁を配置する。ダミー部材を配置する機能がない場合は、小断面の梁を入れて荷重の伝達を行う。
基本は x-y-z の座標である。
posted by TASS設計室 at 19:47| 構造設計
タイロッドの上部の座金
タイロッドの上部の座金に作用する反力は、脚部の引抜力から座金を取付ける階の壁脚部の引抜力を減じたものでよい。下階の壁の脚部の引抜力としていたが、安全ではあるが過大だった。構造計算プログラムを修正してもらいたいが、それまでの間は手計算で補足する。
座金の大きさが140x140以内に納まらないことがあるので考えていた。
高強度の引抜金物があるが、金物を取付ける条件として集成材の606とすることが試験データに書いてあるものの、材種に関する記述は見当たらない。
アンカーボルトも785N/mm2か1080N/mm2のPC鋼棒を使うことがある。RC造のせん断補強筋にウルボンを使うようなものだ。RC造でPC鋼棒を入れることがあるので、そのようなものと思えば良い。
座金の大きさが140x140以内に納まらないことがあるので考えていた。
高強度の引抜金物があるが、金物を取付ける条件として集成材の606とすることが試験データに書いてあるものの、材種に関する記述は見当たらない。
アンカーボルトも785N/mm2か1080N/mm2のPC鋼棒を使うことがある。RC造のせん断補強筋にウルボンを使うようなものだ。RC造でPC鋼棒を入れることがあるので、そのようなものと思えば良い。
posted by TASS設計室 at 10:40| 2x4工法