建築計画を行う際に航空写真とストリートビューが役に立つ。Google Earth で標高も分かる。ライブカメラで人の流れが分かれば更によい。
設計を始める時は実際に周囲を歩いて見るが、施工の際の制限も見当がつく。
仮設工事、杭、土工事の計画を考慮した設計ができ、この段階で杭の設計方針が決まる。
大雑把に軸力を求め、杭の業者に施工可能な杭径を問い合わせる。
最後の手段はBH工法だが、25年くらい採用していない。直径1.8〜2mの手掘深礎は久しぶりに採用する予定がある。
2022年10月20日
航空写真とストリートビュー
posted by TASS設計室 at 22:41| 閑話休題
鉄道の乗降客数と駅前の歩道橋
亀戸の京葉道路沿いのドン・キホーテのように、既存の歩道橋から店舗に入ることができる建物を計画しているが、建物の規模が小さいので、歩道橋からのアプローチが必要か疑問に思っている。1日の乗降客数が37,000人の私鉄の駅で、線路で南北が分断されているので、賑わっている南口と比べると、北口の利用者は37.000人の半分もいないだろう。
交通が錯綜している場所なら歩道橋からのアプローチが有効だが、広くもない駅前のロータリーがある。平置きの駐輪場があり、田舎の駅のような感じである。僕が意匠設計を行うなら、歩道橋と建物は接続しない。手続きも簡単になる。
同じように駅前に小規模なロータリーがある駅では、JRの平井駅がある。1日の乗降客は62,000人である。歩道橋はない。
因みに京急の弘明寺駅の1日の乗降客は23,000人である。踏切があるが歩道橋はない。
このくらいの規模の駅の場合、大手の店は難しいらしい。マクドナルドが出店したが撤退した。現在はケンタッキー・フライド・チキンが入っている。
交通が錯綜している場所なら歩道橋からのアプローチが有効だが、広くもない駅前のロータリーがある。平置きの駐輪場があり、田舎の駅のような感じである。僕が意匠設計を行うなら、歩道橋と建物は接続しない。手続きも簡単になる。
同じように駅前に小規模なロータリーがある駅では、JRの平井駅がある。1日の乗降客は62,000人である。歩道橋はない。
因みに京急の弘明寺駅の1日の乗降客は23,000人である。踏切があるが歩道橋はない。
このくらいの規模の駅の場合、大手の店は難しいらしい。マクドナルドが出店したが撤退した。現在はケンタッキー・フライド・チキンが入っている。
posted by TASS設計室 at 19:35| 閑話休題
杭基礎(地盤改良ではない)
木造や混構造の建物は、条件によっては地盤改良よりも杭基礎のほうが経済的である。
木造以外の建物では杭基礎を採用することが多いが、木造で杭基礎を採用することはまれである。木造や混構造は必要とする軸力が小さいので、スクリューパイルが適している。残土はほとんど出ないし、工期も短い。ボーリングデータを見て判断する。
杭頭モーメントの曲げ戻しは基礎梁が負担するが、杭頭をピンにすることもある。
片土圧を受ける場合は鋼管杭は適さない。
木造以外の建物では杭基礎を採用することが多いが、木造で杭基礎を採用することはまれである。木造や混構造は必要とする軸力が小さいので、スクリューパイルが適している。残土はほとんど出ないし、工期も短い。ボーリングデータを見て判断する。
杭頭モーメントの曲げ戻しは基礎梁が負担するが、杭頭をピンにすることもある。
片土圧を受ける場合は鋼管杭は適さない。
posted by TASS設計室 at 11:02| 木造の構造計算
木造2階建て、4号建築のレベルから進歩しない
木造専業の設計者には、木造2階建て、4号建築のレベルから進歩していない人がいる。
それが限界なのかもしれない。そのような人が設計監理を行っている。
呆れるような質問が来る。
それが限界なのかもしれない。そのような人が設計監理を行っている。
呆れるような質問が来る。
posted by TASS設計室 at 09:35| 木造の構造計算