事業計画の一部として建築設計を行うのだから、意匠設計者には起業家精神が必要だ。
建築工事は経済行為であることを忘れ、見栄えのよい建物を設計することだけが仕事ではない。
構造設計の相談を受け、「この立地条件で、こんな計画はないだろう」という印象をもつものもある。
力任せで出来る面白い計画もある。
大きな組織で設計してきた意匠設計者は、起業家精神に乏しく、いつまでも大企業を引きずっている人がいる。それは人脈に現れる。その中でも個人として確立している技術者、研究者がいる。意匠設計は人が相手だが、構造設計は技術が相手だから、組織にいても群れをなさず、個人で動いている。
2022年10月03日
意匠設計者には起業家精神が必要
posted by TASS設計室 at 11:58| 閑話休題