RC造は配筋、S造は接合部を理解する。
それがポイントです。
木造も接合部が重要で、自分が宮大工になったつもりで墨付けを図法幾何で考える。
プレカット屋ができないと言ったら、一部分を幾何学的に作図し、後は自分でやれと言って指示する。
墨付けができる大工に依頼すること、とチェック図に書き加えたことがある。
2022年09月23日
RC造は配筋、S造は接合部
posted by TASS設計室 at 18:53| 構造設計
木造専業の会社は、構造計画ができる人がいない
普段から構造設計に絡む仕事をしていないと、構造計画は難しいと思う。
構造計算指針を手元に置いて、日頃から目を通していないと、仕様規定や計算外の規定が頭に入らない。
構造担当がいる会社もあり、それなりに機能しているが、見積部だけの会社では基本計画は難しい。
概算のコストを出すにも、元の設計ができない。
こんなとき、大雑把に計算して自動作図で構造図を作成してしまうという便利な機能がある。
詳細は計算書から読み取るが、慣れてくれば見積り担当にも分かるだろう。
3人集まって仕事をしていただくが、慣れない仕事は効率が低下するので、思いのほか時間がかかるだろう。
そこで、中途半端に理解している上司がいると、仕事が進まない。疑問を投げかけるだけで、解決策をもたない上司である。会社組織は、そんなものだ。
構造計算指針を手元に置いて、日頃から目を通していないと、仕様規定や計算外の規定が頭に入らない。
構造担当がいる会社もあり、それなりに機能しているが、見積部だけの会社では基本計画は難しい。
概算のコストを出すにも、元の設計ができない。
こんなとき、大雑把に計算して自動作図で構造図を作成してしまうという便利な機能がある。
詳細は計算書から読み取るが、慣れてくれば見積り担当にも分かるだろう。
3人集まって仕事をしていただくが、慣れない仕事は効率が低下するので、思いのほか時間がかかるだろう。
そこで、中途半端に理解している上司がいると、仕事が進まない。疑問を投げかけるだけで、解決策をもたない上司である。会社組織は、そんなものだ。
posted by TASS設計室 at 16:14| 閑話休題
眼の解像度、理解の解像度
一瞬、同じものを見ても、得る情報量が人により異なるので、相手を考えて図面を描く必要がある。
構造設計者が相手なら、構造計算書があれば主要な骨組は理解でき、伏図と軸組図と部材リストがあれば更によく分かる。点と線を見て頭の中にイメージすることができるからである。
ところが、現場に対しては、施工図がないと伝わらない。現場に施工図や製作図を担当する人がいると、打合せやチェックに時間がかかることがある。小さな建物の場合、面倒なので自分で描いてしまったこともある。
それから、施工図的構造図、施工図風構造図、構造図風施工図にすることがある。
施工図を描く人は、構造設計を行っているつもりで施工図を描くことである。構造計算ができる人が施工図を担当するとよいが、ゼネコンの大現場のようにはいかないものである。
鉄骨造はファブ任せの現場が多い。
構造設計者が相手なら、構造計算書があれば主要な骨組は理解でき、伏図と軸組図と部材リストがあれば更によく分かる。点と線を見て頭の中にイメージすることができるからである。
ところが、現場に対しては、施工図がないと伝わらない。現場に施工図や製作図を担当する人がいると、打合せやチェックに時間がかかることがある。小さな建物の場合、面倒なので自分で描いてしまったこともある。
それから、施工図的構造図、施工図風構造図、構造図風施工図にすることがある。
施工図を描く人は、構造設計を行っているつもりで施工図を描くことである。構造計算ができる人が施工図を担当するとよいが、ゼネコンの大現場のようにはいかないものである。
鉄骨造はファブ任せの現場が多い。
posted by TASS設計室 at 08:51| 建築士