立体解析時の偏心による ねじれ補正 は必要か。
平面骨組解析と立体解析とでは、剛心の位置が異なる。
何気なく偏心率を求めて ねじれ補正 を行っているが、勉強不足だった。
昔ながらの平面骨組解析を行い、偏心率に応じて ねじれ補正 を行った場合と、立体解析を行った場合を比較してみると傾向が分かる。
仕事のついでに比較する。直交方向の応力を比較すると、何か分かりそうだ。
2022年09月17日
立体解析時の偏心による ねじれ補正
posted by TASS設計室 at 21:15| 構造設計
絵と図面の違い
図というものは、ある約束事で描くもので本質的に抽象的なものである。 一方、絵には、現実を写しているもので、読む人間の想像を引き出す。 従って、図の場合の解釈は、あるルールに従うので、一意的に決まる。(拾ってきた記述を引用)
意匠図は人間の創造を引き出す図面ということか。
「文・式」の違いも「図・絵」の違いのようなものだ。
意匠設計は「文」と「絵」で成り立ち、構造設計は「式」と「図」で成り立っている。
巨匠のスケッチは「絵」だけど、パースは「絵」ではなく「図」であると理解している。図面を見て分からない客は、パースが頼りである。アングルを変えて8枚描いてもらったことがある。
意匠図は人間の創造を引き出す図面ということか。
「文・式」の違いも「図・絵」の違いのようなものだ。
意匠設計は「文」と「絵」で成り立ち、構造設計は「式」と「図」で成り立っている。
巨匠のスケッチは「絵」だけど、パースは「絵」ではなく「図」であると理解している。図面を見て分からない客は、パースが頼りである。アングルを変えて8枚描いてもらったことがある。
posted by TASS設計室 at 09:22| 閑話休題
立体解析と平面骨組解析
いつも通り立体解析していたら、X方向の偏心率が0.156 となってしまい、ルート2の条件を満たさない。平面骨組解析にしたところ、偏心率が0.103 になり、0.15以下になった。Y方向はルート1である。
改修工事の検証で、RC造4階建て、約1500uの建物の計算で、ひと晩寝たら思いついた。
1983年に設計された建物で、大手設計事務所が作成した計算書の末尾に付いていた電算データを見ながら計算した。この頃はデータ数が少なくシンプルだった。僕が使っていたものとは異なるプログラムでも、だいたい似たようなものであり、当時のNTTのDEMOSが基本になっている。この当時は立体解析ではなかった。
当時僕が使っていた BUS の入力データはテキスト形式である。データはエディタで作成した。小数点とカンマの入れ違いで、エラーが出ることがあった。そのうちカンマが緑色で表示されるようになり、見やすくなった。
改修工事の検証で、RC造4階建て、約1500uの建物の計算で、ひと晩寝たら思いついた。
1983年に設計された建物で、大手設計事務所が作成した計算書の末尾に付いていた電算データを見ながら計算した。この頃はデータ数が少なくシンプルだった。僕が使っていたものとは異なるプログラムでも、だいたい似たようなものであり、当時のNTTのDEMOSが基本になっている。この当時は立体解析ではなかった。
当時僕が使っていた BUS の入力データはテキスト形式である。データはエディタで作成した。小数点とカンマの入れ違いで、エラーが出ることがあった。そのうちカンマが緑色で表示されるようになり、見やすくなった。
posted by TASS設計室 at 08:42| 構造計算プログラム