木造の「制振装置」の業界も実は、“闇”がある
こんなメールニュースが届いた。
制振装置はしっかりしていたとしても、それが接続されている部位は脆弱だったりしませんか?
そもそも剛性の低い木造住宅に制振装置を付けても、気休めでしかないことは感覚的に分かる。
2〜3%は効果があるという解析結果もあるが、その程度では実感として分からない。
2022年07月05日
「制振装置」の“闇”
posted by TASS設計室 at 23:43| 木造住宅
斜面地の無理な構造計画で大幅な予算超過
斜面地の無理な構造計画で大幅な予算超過
最初に意匠図を見た時に、計画の練り直しを提案したが、そのままの計画で確認を下したいと言う。
斜面の土圧を地下室で受ける計画である。
RC部分の工事費は、最初の僕の睨みで3,000万で、それでも予算オーバーだったが、仮設に思いのほかコストがかかり5,000万という見積りが出てきた。建物を請け負う会社は、RCの工事が苦手な木造専業の会社であるため、こちらの知り合いの会社に見積りを依頼していた。
この設計は全面的に見直しが必要だ。慣れない意匠設計者がお絵描きした例である。最初に図面を見て、少しも良いところのない設計だった。
斜面をひな壇に切ってスキップフロアにすることが常套手段ではないだろうか。
2段擁壁にならない計画にすると、仮設の山留が楽になる。
最初に意匠図を見た時に、計画の練り直しを提案したが、そのままの計画で確認を下したいと言う。
斜面の土圧を地下室で受ける計画である。
RC部分の工事費は、最初の僕の睨みで3,000万で、それでも予算オーバーだったが、仮設に思いのほかコストがかかり5,000万という見積りが出てきた。建物を請け負う会社は、RCの工事が苦手な木造専業の会社であるため、こちらの知り合いの会社に見積りを依頼していた。
この設計は全面的に見直しが必要だ。慣れない意匠設計者がお絵描きした例である。最初に図面を見て、少しも良いところのない設計だった。
斜面をひな壇に切ってスキップフロアにすることが常套手段ではないだろうか。
2段擁壁にならない計画にすると、仮設の山留が楽になる。
posted by TASS設計室 at 07:36| 閑話休題