2020年02月21日

小規模鉄骨造

鉄骨工場の稼働率が、下請け工場を含み150%の会社がある。これ以上入らない状態とのことである。これは、一時、廃業する工場が増えたことが原因で、今は稼働率が高いが、来年以降の状況は分からない。

街の鉄骨工場を活かす仕事を増やすことが必要で、そのためには、木造住宅設計を設計している個人の設計事務所が鉄骨造の設計が出来るようになることと考えている。
小規模なビルの需要は結構ある。
ほとんど木造専業の設計事務所は、鉄骨造の設計に慣れていない。しかし、設計事務所なので、客は頼みに来てしまう。

彼らは構造体を理解していないから意匠設計ができない。僕のところに鉄骨造の構造設計の依頼があり意匠図が送られてくるが、鉄骨造と言っているだけで全く納まっていないものもある。それを指摘すると、詳細図を作成してほしいと言われる。
ディテールを知らないから設計できないのである。

解決策は鉄骨工場と構造設計事務所が彼らをサポートする体制を整えることであり、彼らが得意なプレカット工場に丸投げする要領で、鉄骨も丸投げさせることである。
制限なく自由に鉄骨造を設計するには、構造設計一級建築士の資格が必要になり、我々構造設計者の出番が来る。
それを嫌って、木造専業の意匠設計者は、鉄骨造を設計しようとしないのかもしれない。
posted by TASS設計室 at 02:11| 閑話休題