耐震補強設計

耐震補強設計を行っていると、Is値で示される全体の耐震強度よりも、部分的な崩壊のほうが危険であることが分かる。弱点を見極め、危険部位は十分な補強を行う。
Is値は低いが、全体的にバランスの良い建物が強いと思う。それらも数値化されて判定するが、それだけでもなさそうだ。
L形の建物はエキスパンションを設けて設計することがあるが、くっつけても良いと思うものもある。
実際にL形のまま、エキスパンションを設けずに設計したことがある。その際、地震力の方向を45度方向からかけて検証した。小規模な4本柱の建物でも、同様に45度方向から地震力を加えて計算する。
こんな計算ができるプログラムは、RC/SRC/S造の一貫計算プログラムくらいしかないと思うが、木造でもやってみる価値がある。弱点が分かる。
僕は超高層マンションを設計した経験はないが、超高層マンションで、コーナーに柱を入れない設計を見かける。コーナーの柱の軸力が過大になることを避けているのではないだろうか。
木造でも、コーナーにスジカイを入れず、1つズレた所に入れる人もいる。理にかなっていると思う。
posted by TASS設計室 at 09:40| 構造設計