2019年03月31日

高さの限界20m

RC造のルート1で設計可能な限界は20mだが、2x4工法の高さの限界も20mとして良いだろう。条件の良い構造計画で、頑張って6階である。このくらいが妥当と考えている。
スチールハウスは2x4工法と同様だが、耐力壁の塑性率が低く、構造特性係数(DS)が大きくなるので、4階建てでやめておくほうが良い。スチールハウスを「鉄骨造」のカテゴリーに入れていることが不自然であり、2x4工法と同様に枠組壁工法で良いと考えている。
無理に2x4工法やスチールハウスで中高層建築にチャレンジすることもない。普通に鉄骨造で計画し、耐力壁および鉛直荷重を支持する壁として、それらの壁を用いるほうが合理的な設計ができる。
H形鋼を用いた建物で、X方向を鉄骨のラーメン構造、Y方向を2x4工法の耐震壁とする計画が適切だろう。H形鋼は角形鋼管と比べ、材料のトンあたりの単価が安いので、H形鋼を柱に使うことだ。
鉄骨の軸心と耐力壁の軸がズレるので、偏心が生ずるが、対処可能な範囲と考えている。
ルート1で計算できるなら、耐力壁は耐力が出れば良いのだから、スチールハウスの耐力壁を組合わせることも考えられる。鉄骨造でCLTの耐力壁を用いたものもあるようだが、CLTではなく、2x4工法でもスチールハウスでも、どちらでも良い。
鉄骨造・軽量鉄骨造・スチールハウス・2x4工法・木造軸組工法をミックスした構造も良いではないか。
考え方としては、鉄骨造が主体で、弱軸方向の鉛直ブレースの代わりに2x4工法の耐力壁という構造である。
posted by TASS設計室 at 18:14| 2x4工法

2019年03月28日

断面図をたくさん描く

設計の基本は、断面図をたくさん描くことだ。
頭の中は立体座標で、縦横無尽に立体を料理する。
話しをしていて、この人、立体が頭に描けていないな、と思うことがある。
平面図に高さの情報を書き加えただけで立体になる。地上部だけではなく、地下に関しても同様だ。
posted by TASS設計室 at 21:31| 構造設計

予告

名城大学の村田賢教授からお送りいただいた付録の文章を4月から掲載させていただくことになりました。
今回は予告編として目次を示します。
付録目次.pdf
posted by TASS設計室 at 17:46| 付録 私とコンピュータとの関わり

2019年03月25日

2x4壁式3 

2x4工法の6階建ての需要が出てきたので、『2x4壁式3』にバージョンアップした。
ある程度の規模がないと難しいが、計画次第である。
2x4工法の耐火構造で計画を始めたが、RC造やS造になったものもある。
目安としては、延べ床面積 500〜1,000u が最小規模だろう。

http://www.denco.co.jp/
posted by TASS設計室 at 12:22| 2x4工法

雑学 構造力学と数値解析

名城大学 村田 賢 教授から原稿をお送りいただき、私のブログに掲載させていただくことになりました。
教授は昨年の3月に定年退職されましたが、大学在籍中の続きで、アクティブ制振の研究とSPACEの開発、テキストを執筆されています。この一年をかけて、「雑学 構造力学と数値解析」を書き終えられたとのことです。
1週間に2話を掲載させていただく運びとなりました。私も勉強させていただいております。


posted by TASS設計室 at 17:24| 雑学 構造力学と数値解析

2019年03月20日

2x4工法6階建て

木造枠組壁工法6階建ての構造計算を始めた。鉄筋コンクリート造や鉄骨造なら、普通に設計しているが、木造は未知のことが多い。
鉄骨なら溶接、鉄筋コンクリート造ならコンクリートを流し込んで一体化できるが、木造は、そんなことは出来ない。
柱梁の仕口部のみを鉄骨で作ることを考えている。材料の特性を活かしてハイブリッド構造にする。
posted by TASS設計室 at 13:04| 2x4工法