2018年05月22日

式の成り立ちを理解する

構造計算は式の成り立ちを理解する。
鉄骨部材の強度を少し上げることを指示したら、応力計算からやり直さなければならないと言った人がいる。
断面二次モーメントとヤング係数は変わらないので、応力計算は、やり直す必要がない。
また、建築物ではないが、JISで風力係数を0.6倍にすることができる構造があり、作用する風圧を0.6倍にする際、骨組みに作用する風圧のみを0.6倍とし、屋根面に作用する風圧は1.0倍と判断した人もいる。
速度圧を求める式に 0.6 という数字があり、それを上記の 0.6 と勘違いしていた人もいる。
こうなったら、一貫計算プログラムを作り、数値入力だけを行うようにするしかない。
こんな状態だから、監督官庁の技官と話しができないのである。
posted by TASS設計室 at 03:52| 構造設計

2018年05月20日

意匠設計図がしっかりしていれば......

大手設計事務所で海外の建築を設計している人に聞いたが、構造設計者が中心になり、設計が進められると言う。構造体を決め、そこに仕上げを施すという設計手順だそうだ。
日本でも、先に構造設計を決めてしまい、構造図を見ながら意匠図を作成するよう指示することがある。
今、ファジーなCADデータを下書きにして、寸法を決めるためにCADで図面を作成しながら、構造計算データを入力している。
意匠設計図がしっかりして入れば、三次元のDXF形式のデータを読み込んで、構造計算のデータを作成することができる。節点の座標が求まれば、点と線の解析データが出来上がる。
建築の設計は、三次元の幾何学だから、立体座標を決めることが基本だ。デザインは数値化して初めて設計図になる。暫定的でも良いから、数値を入れていただくとありがたい。
posted by TASS設計室 at 22:36| 日記

構造計算がまとまらない時

構造計算がまとまらない時は、計算条件を単純化することも1つの手である。
例えば、偏心率や剛性率による Fes の値を 1.0 で計算してみるとか、Ds=0.3 だったらどうなるか、という計算を行って見当をつける。
剛床の仮定が成り立たない場合でも、とりあえず剛床が成り立つものとして計算してみる。
くれぐれも最終的な計算では、これらの仮定を元に戻すことをお忘れなく。
posted by TASS設計室 at 09:54| 閑話休題

2018年05月18日

打合せ記録が書ける人

打合せ記録が書ける人は少ないものだ。言葉が分からず、適切な表現ができない人もいる。
そんな時は、話し合っている時の図面や計算書にメモを書き込むことである。何について議論しているかが分かる。
ボイスレコーダーを使っても良いが、再生するには、打合せと同じ時間が必要になる。
2時間程度の話しは、メモを取っておけば、記憶に残るだろう。

posted by TASS設計室 at 21:30| 建築士

2018年05月13日

木造住宅は甘すぎる

4号特例について、建築を全く知らない人に話したところ、『甘すぎる』という返事があった。
そう思うことは当然だろう。
一級建築士を持っていれば、建築の設計は何でもできると思っている。
骨折した時に皮膚科に行かないだろう。

4号特例とは建築基準法第6条の4に基づき、特定の条件下で建築確認の審査を一部省略する規定である。
http://jeri.asaren.jp/data/erihp/03_kakunin/k_01/k01-08.pdf?ver=1606
posted by TASS設計室 at 18:15| 木造の構造計算

細い部材の接合部の設計

細い部材の接合部が原因で障害が起きているかもしれない。
太陽光パネルの積雪による事故が日経電子版に出ていたが、応力や変形の他に、接合部が原因かもしれない。
どのような構造にも言えることだが、縦方向や横方向の不連続部分の設計が難しい。剛性が急激に変化するからだ。
植物工場の栽培棚も細い部材で設計されるが、全体が軽量で、建物内に設置するため、風圧を受けないことが幸いである。
減反政策の改正で、減反の補助金が廃止されるらしいので、農業が活発になる気配を感ずる。都心に輸送するので、群馬県・栃木県に注目する。
細い部材と言えば、軽量鉄骨造、木造軸組工法、スチールハウスや2x4工法も同様で、建物の規模拡大に向けて研究されている。木造の構造計算プログラムは、柱の軸方向変形を考慮した応力解析ができることが必須条件になる。
posted by TASS設計室 at 08:39| 構造設計

2018年05月10日

CLTのひび割れ

今日、ある会社で、CLTのひび割れを見た。
3プライのCLTだったが、板割れを見て、鉄骨の板割れを連想した。
ダイアフラムに使うSN400Cに相当する品質の高いCLTや合板は考えられないだろうか。
posted by TASS設計室 at 21:08| 木造の構造計算

2018年05月03日

今日から連休後半

今日から連休後半、休み休み仕事する。
建築業界以外から、建築物以外の構造設計の需要がある。
そのような業務に対応できるのは、建築構造技術者が適している。
土木にも構造設計者がいるが、建築のほうがバリエーションが広いので、応用範囲が広い。

posted by TASS設計室 at 10:49| 日記