2018年04月27日

RC造の耐震補強は、ハイブリッド構造

RC造の耐震補強は、ハイブリッド構造である。
外付けフレームで補強設計を行った際、外付けの柱の軸方向変形が無視できないことを知り、角形鋼管の中にコンクリートを詰め、CFT構造とした。この考え方は、木造の中高層建築にも使えると思う。
RCの柱梁の間に鉄骨ブレースを入れることもハイブリッド構造だが、最初は、この方式には異論が出ていたそうだ。耐震診断は1968年に日米共同研究から始まったそうで、当時の研究者の講義を受けたことがある。
木造の高層化に伴い、中低層の構造にも、ハイブリッド構造が増加するに違いない。RC造と木造、S造と木造の接合部の設計、両者の剛性の違いの評価が設計のポイントになる。
posted by TASS設計室 at 18:26| 構造設計

混構造の計算

混構造の計算における下部構造の計算は、木造の脚部の応力を、下部構造に伝達する計算を行う。
今までは、荷重を平均化して計算していたが、それでは短期の軸力に対応できないので、細かく計算するようになる。RC梁に定着するアンカーボルトのコーン破壊についても検討するが、梁せいが小さいと、苦しい計算になる。そんな時は、木造の耐力壁の倍率を下げるか、耐力壁の位置を見直す。


posted by TASS設計室 at 15:34| 木造の構造計算