2018年04月07日

やはり評定が必要

二転三転したが、評定が必要になったものがある。
構造計算指針が完備すれば、構造計算に乗せることができると思う。
耐震診断や耐震改修では評定が当たり前であり、個別の特殊事情に対応しやすくなる。
・軽量鉄骨造
・木造軸組工法
・2x4工法
・スチールハウス
の中で、保有水平耐力計算が難しいのがスチールハウスである。2x4工法と同じようなものだが、薄板にビス止めが災いしていると思う。2x4工法でも、壁の剛性で計算する場合は、ビスではなく釘を使う計算を行う。釘がぐにゃぐにゃ曲がりながら、地震のエネルギーを吸収する。釘には、粘り強さがある。
ビスは耐力は高いが、粘り強さがない。粘り強さがないということは、塑性率が小さくなり、構造特性係数Dsが大きくなる。だから、スチールハウスの保有水平耐力計算が難しい。
行き着くところは、塑性変形で、構造特性係数Dsがポイントになる。
5月はDsが大きい建物の設計を行う予定が入っているが、最終的には1Gの水平力で、許容応力度計算が成り立てば良い。RC造では、Ds=0.55として、許容応力度計算を行い、保有耐力計算に代えたこともある。

posted by TASS設計室 at 02:30| 構造設計