2017年10月05日

初めての鉄骨造

「初めての鉄骨造」という参考書があっても良い。
建築知識のバックナンバーを探すと、特集にあるかもしれない。
昔、木造専業の設計者がRC造とS造を計算したいというので、構造システムのBUSの低層版を勧めたが、彼はより安価なプログラムを購入した。使いにくかったと思う。
使いやすさから言うと、SS−3(SS−7)、BUS−6だろう。

最近耳にするのは、木造専業の構造設計者が混構造に興味を示し、RC造やS造との混構造の計算を行いたいという。分離して計算するのは難しそうなので、一体化して計算できるプログラムが必要だ。
東京デンコーの「2X4壁式」なら、WRCと2X4の混構造の計算ができる。しかし、まだ開発途上のプログラムだ。
小規模建築の設計を行っている人にとって、RC造とS造の設計は必須のアイテムだ。いきなり混構造ではなく、RC造だけ、S造だけの設計を経験し、その後に混構造を設計すると良い。
posted by TASS設計室 at 14:45| 構造設計

鉄骨造の構造計算ルートはルート3が原則

いつまで経ってもSHC(スーパーホットコラム)が定着しない現状では、鉄骨造の構造計算ルートはルート3で行うほうが経済的だ。柱梁の耐力比に煩わされずに設計できる。
BCR295の150角や175角は、材料の価格が割高なので、200角を使ったほうが安くなる。
多くの審査機関ではルート2の審査を行うことができるので、ルート2でまとまるものは、ルート2を選択する。
ルート1にまとめることだけを考えないほうが良い。
posted by TASS設計室 at 14:02| 構造設計

建築計画は総合的判断

建築計画は総合的判断が要求される。
どうも、木造建築の人たちは、何でも木造にしたがる傾向にある。
全てを理解して判断するなら良いが、木造以外を丸投げすることを考え、検討が疎かになっている。
夢を膨らませて立派な計画を行い、予算調整に四苦八苦している人を見かける。
そんな時は、設計時に落としどころを考えておくと良い。
地下は工事費がかかることを念頭におき、経済効果の低い地下室の計画は控えるべきだ。
事務所や倉庫など、収納部が必要な時は、階高を高くしてラックなどで収納スペースを増やす手もある。
階高を高くしても、容積には影響ない。

posted by TASS設計室 at 09:19| 構造設計