2017年03月02日

設計法の比較

壁の耐力の計算方法は、RC計算規準とRC耐震診断基準の2つに大別される。
RC造の壁の耐力は、剪断で決まる場合と、曲げで決まる場合があるが、それらに構わず平均剪断力法で計算することもある。前々から気になっているが、2x4工法の耐力壁は、60cm以上の長さがあれば、平均剪断力法で計算することができる。ところが、壁の耐力が「曲げ」で決まる場合は、平均剪断力法で求めた耐力ほど耐力が上がらない。
平均剪断力法だけではなく、壁の破壊形式を考慮した耐力の計算方法を採用したほうが良いと考えている。RCの耐震診断における壁の評価方法が参考になる。
2x4工法の場合、反曲点高比を 0.5 として応力計算を行っているが、その妥当性について、十分な説明が必要である。応力は求めたものの、断面検定が省かれている部分がある。
結果として、現在の構造計算指針で良いとするならば、それなりに解説することが必要である。
posted by TASS設計室 at 22:42| 2x4工法

平面異種構造

SRC柱・S梁という構造は、事務所ビルなどで大きな空間を実現する方法として、昔から採用されている。
RC/SRC の外側に S造の架構を付加することもある。
RC造と木造を、エキスパンションジョイントを設けずに平面的に接続することも可能だ。
大規模あるいは中規模木造を普及させたいなら鉄骨造との平面的な混用を考えることだが、木造の設計者は、平面的な異種構造には及び腰である。一次固有周期を略算で求める場合、木造も鉄骨造も 0.03h だ。
上下の混構造を横に倒してみると、平面的な混構造のディテールの参考になる。もっと柔軟に考えて設計することはできないものだろうか。
・RC造 + 木造
・S造 + 木造
・RC造 + S造
・木造軸組工法 + 2x4工法
・X方向S造ラーメン + Y方向合板耐力壁
・S造 + RC耐震壁
・RC造 + 鉄骨ブレース
・RC柱 + S梁
posted by TASS設計室 at 21:27| 日記

2017年03月01日

CLT構造の構造計算

CLT構造の構造計算法が提案されているが、かなり難しいらしい。
急がないが、面白そうなので、計算方法を学んでみたい。
http://clta.jp/sales/
壁式鉄筋コンクリート造の計算要領、あるいは、コンクリートプレファブの計算や耐震診断の計算方法を参考にすることができるのではないだろうか。

https://www.mlit.go.jp/common/001125537.pdf
http://clta.jp/news/2784/

かなり高度な構造計算プログラムを使い、バネを設定して計算するらしい。
posted by TASS設計室 at 00:13| 構造設計