2022年09月24日

総合力とは、ひとりの力

総合力を組織の力であると勘違いしている人がいる。組織力は組織の力をコントロールする中心人物の力である。
設計や施工では、意匠設計者が全体を掌握して調整するが、全体を見渡すことができず、機能不足に陥っている意匠設計者は少なくない。幅広い知識を備え、言葉が通じることである。
デザインだけではねぇ。コンペで勝つまでは、それでも通用するかもしれないが、アピールの方法を考えたらよい。コンペと言っても出来レースがあるから、コンペは形式的なものである。
賢いやり方は、複数の設計者を競わせ、出てきた設計からいいとこ取りして設計をまとめることである。
他人の設計をやり直すと、更に良くなるものである。

posted by TASS設計室 at 09:01| 建築士

2022年09月23日

RC造は配筋、S造は接合部

RC造は配筋、S造は接合部を理解する。
それがポイントです。
木造も接合部が重要で、自分が宮大工になったつもりで墨付けを図法幾何で考える。
プレカット屋ができないと言ったら、一部分を幾何学的に作図し、後は自分でやれと言って指示する。
墨付けができる大工に依頼すること、とチェック図に書き加えたことがある。

posted by TASS設計室 at 18:53| 構造設計

木造専業の会社は、構造計画ができる人がいない

普段から構造設計に絡む仕事をしていないと、構造計画は難しいと思う。
構造計算指針を手元に置いて、日頃から目を通していないと、仕様規定や計算外の規定が頭に入らない。
構造担当がいる会社もあり、それなりに機能しているが、見積部だけの会社では基本計画は難しい。
概算のコストを出すにも、元の設計ができない。
こんなとき、大雑把に計算して自動作図で構造図を作成してしまうという便利な機能がある。
詳細は計算書から読み取るが、慣れてくれば見積り担当にも分かるだろう。
3人集まって仕事をしていただくが、慣れない仕事は効率が低下するので、思いのほか時間がかかるだろう。
そこで、中途半端に理解している上司がいると、仕事が進まない。疑問を投げかけるだけで、解決策をもたない上司である。会社組織は、そんなものだ。
posted by TASS設計室 at 16:14| 閑話休題

眼の解像度、理解の解像度

一瞬、同じものを見ても、得る情報量が人により異なるので、相手を考えて図面を描く必要がある。
構造設計者が相手なら、構造計算書があれば主要な骨組は理解でき、伏図と軸組図と部材リストがあれば更によく分かる。点と線を見て頭の中にイメージすることができるからである。
ところが、現場に対しては、施工図がないと伝わらない。現場に施工図や製作図を担当する人がいると、打合せやチェックに時間がかかることがある。小さな建物の場合、面倒なので自分で描いてしまったこともある。
それから、施工図的構造図、施工図風構造図、構造図風施工図にすることがある。
施工図を描く人は、構造設計を行っているつもりで施工図を描くことである。構造計算ができる人が施工図を担当するとよいが、ゼネコンの大現場のようにはいかないものである。
鉄骨造はファブ任せの現場が多い。

posted by TASS設計室 at 08:51| 建築士

階段の設計

小規模建設会社は施工図が描けないので、階段の詳細設計は構造設計の仕事になってしまった。
意匠図がファジーで、法規上の寸法が記載されているだけの意匠図も少なくない。RC階段は躯体図、鉄骨階段は鉄骨製作図としてまとめる。
詳細図は描き始めると面白いもので、アイディアが浮かんでくる。途中で全面的に見直すこともある。鉄骨階段の場合は踏板の段鼻に集中荷重が加わる場合や、手摺の水平力にも気を遣う。
いわゆる雑金物の工事費が高いのは、図面の作成費用が含まれるからである。

posted by TASS設計室 at 00:16| 建築士

2022年09月22日

計画の初期段階の概算工事費

計画の初期段階の概算工事費を求めるには、相当な技術力が必要だ。
特に木造の会社が混構造を計画する場合、丸投げの下請けの躯体業者が入るので割高になる。
大手ハウスメーカーでも、混構造になると異常と言えるほどの費用になる。
さて、どうするか。設計も施工管理も、RC造と木造の両方が分かる意匠設計者と現場監督が必要になる。
混構造の下部構造だけ構造設計を依頼されたことがあるが、結局、上部構造まで設計することになった。
平たい敷地に建つ2階建て、3階建ての段階で止まっている木造専業の設計者が多いことが分かった。
その範囲の仕事が圧倒的多数なので、彼らにとって厄介な仕事は1〜2年に1つくらいのものである。
posted by TASS設計室 at 14:08| 混構造

木造住宅らしくない計画

木造住宅らしくない計画の相談を受ける。
これは、住み手が戸建て住宅に慣れていない、設計者も戸建住宅に住んでいない人かもしれない。
マンションのリフォームのように、スケルトンの大空間を望む人がいる。最初から大きな空間として計画し、間仕切り壁は任意に設ける設計がよい。間仕切り壁は有っても良し、無くても良しである。耐力壁線区画や、壁量は意識されていない。
平面的にL型のLDKを望む人がいるが、それなりに壁量が確保でき、偏心率が0.15以内に納まるなら、それも可能だ。
そういえば、壁式鉄筋コンクリート造の2世帯住宅で、上下のプランが異なり、耐力壁線が揃わないことがあった。どうにもまとまらないので、鉄骨造にしたことがある。外壁はALCにタイル貼りだった。外見はRC造に見える。
posted by TASS設計室 at 13:27| 閑話休題

複数の情報を頭の片隅に置く

1つの建物で、設計図書20枚や30枚で驚いていてはいけない。
全体に目を通して関連付け、どこに何が書かれているか、主要な寸法も記憶する。
身構えて記憶しなくても、図面に目を通していれば、記憶に残るものである。
posted by TASS設計室 at 00:27| 建築士

好奇心を持つことで、知識の絶対量を増やす

好奇心を持つことで、知識の絶対量を増やすことが必要だ。
特に分業化された仕事の一部を、人から指示されて作業している人は視野が狭い。
それでは現場に行って話しができないし、役所や審査機関に行っても、1人では話しができない。
だから何人も連れだって歩いているのである。
posted by TASS設計室 at 00:10| 閑話休題

2022年09月21日

EVの火災は、自動車だけのことではない

EVの火災は、自動車だけのことではない。
建物も同様の設備である。
https://bestcarweb.jp/feature/column/466193
posted by TASS設計室 at 22:00| 閑話休題