2023年06月08日

鉄筋コンクリート風

2階建て木造住宅の基礎の設計にもRC規準を適用することは如何なものか。
鉄筋コンクリート風でもよいと思う。
相変わらず基礎の幅120mm、べた基礎の配筋 D10 @300 というものがあるらしい。
なぜ120mmかというと、メタルフォームを使う都合と聞いたことがある。
一度見直して、甘くできるところは甘くしたらどうだろう。
コンクリートの厚さはケチらず、かぶり厚さをしっかりとるとよい。交差部の配筋が混雑すし、その所にはホールダウン金物のアンカーボルトが入るので、梁幅が150mmでは心配なこともある。
170mmにする会社も増えてきた。

posted by TASS設計室 at 10:42| 木造の構造計算

梁貫通スリーブ

意匠・設備・構造の全ての設計者に知ってもらいたいことは、RCの梁貫通スリーブのあけ方の原則である。
スリーブ径Dは梁成Hの3分の1以下 D≦H/3、スリーブの間隔は3D、スリーブ径が異なる場合は平均径の3倍である。このくらいのことは、資料を見なくても頭に入っていなければならない。
基本設計の打合せに影響する。
posted by TASS設計室 at 08:18| 構造設計

なぜ無意味なワクチンを打つのか

なぜ無意味なワクチンを打つのか。mRNAワクチンなら、なおさらだ。
不思議な世の中である。
前橋レポート、100年前のスペイン風邪のことを調べれば、自ずと結論が見えてくる。
良心的な医者が発信するメルマガもある。
◆接種推奨から接種中止へ
http://blog.drnagao.com/2022/11/post-8164.html
posted by TASS設計室 at 07:55| 日記

ハイテクとローテク、デジタルとアナログ

ハイテクとローテク、デジタルとアナログの使い分けが必要である。
建築は孔掘って、鉄筋を組んでコンクリートを打つという、明治時代から変わらない技術である。
構造計算も1687年にニュートンによって著された『自然哲学の数学的諸原理』(プリンピキア)の中のニュートン力学が基本である。早い話、高校の物理である。その計算も高校の数学で間に合う。その年、日本では徳川綱吉が『生類憐れみの令』を出した。法隆寺の五重塔は既に607年に完成している。

何でもコンピュータで計算するのではなく、紙と鉛筆、電卓で計算することもお忘れなく。エクセルは使えるようにしよう。自分で数式を入れて計算するのです。

posted by TASS設計室 at 00:05| 閑話休題

2023年06月07日

グラフから数式を逆算する

複数の二次曲線で構成されたグラフがあるが、その根拠となる数式がない。傾向が示されているので、それを数式にしたい。
この理論に詳しい人に聞きたいが、亡くなってしまった。
数学のソフトウェアを使い、適当に関数にしてみることを考える。複数の二次曲線の交点を求めることや二次曲線に挟まれた面積を求めることは、数学のソフトウェアーを使えば、容易に出せると思う。やってみたことがないけど。

これとは関係ないが、構造計算指針に書かれた計算例の計算を追跡したら、数字が合わないので、執筆者に聞きに行ったことがある。他の人に任せていたので、自分はよく見ていなかったと言われ、そこで終っている。どこかに引用元があると思うので、別の参考書を当たってみることにする。
有開口の水平構面の計算で、独特な計算手法だが、耐震壁の計算に当てはめて計算してみることにする。
posted by TASS設計室 at 23:08| 閑話休題

優柔不断な設計者

最初のひと睨みで全体像を把握すべきことだが、決めるまでに時間がかかる設計者がいる。
@気づかない
A知らない
B決められない
着地点は良いが、決めるまでにまわりの人と相談する回数が多い。
僕のように1人で設計している場合と異なり、組織で設計してきた人の特徴だろう。
どんどん1人で決めて仕事を進めると、組織では一匹狼というレッテルを貼られる。
もっとひどいのは、基本的なことを決めずに先に進む人である。後で変更が多くなる。
posted by TASS設計室 at 22:29| 日記

新築工事と改修工事

新築工事の設計はできるが、改修工事と耐震診断が苦手という設計者がいる。
改修工事はふたを開けてのお楽しみ、というところがあり、スピーディーに判断できなければならない。
意匠設計の意を汲んで、後はアドリブである。
スケルトンにしてみたら基礎が無かったという現場もある。RC造を鉄骨で補強することや、基礎梁にも鉄骨を入れることがある。

posted by TASS設計室 at 11:57| 構造設計

奇問難問

普通ではないが、良くまとまった計画がある。
変形した建物ではあるが、通り芯が整理された計画は、意匠設計者の技量の高さが分かる。
複数の矩形を方向を変えて組合わせた建物は、よい刺激になった。
主要な節点を一致させることがポイントである。
構造計算例として宣伝に使わせていただきたい建物である。

三角形に近い台形や、塔状や部分塔状もある。
最後の手段は鉄骨造で、e-Pileのように引抜抵抗力のある支持杭を採用する。これが最も安心できる。
浮き上ったら直接基礎は無理である。
転倒時の接地圧は、e/ℓが 1/6< e/ℓ <1/3 の範囲では、最大で長期接地圧の4倍になる。
短期でも e/ℓ は、1/6程度に留めたいところである。

posted by TASS設計室 at 11:23| 閑話休題

2023年06月06日

パーティクルボードのデメリット

パーティクルボードのデメリット
パーティクルボードのデメリットとしてあげられるのは、水や湿気に弱い点です。木片を集積して作られているので、水濡れすると劣化してひび割れたり変形してしまうことがあります。

また、釘やネジが留まりにくい点もデメリットです。パーチクルボードは、言わば木片の集まりなので、加工しやすい反面、ネジや釘を支える力が弱いのです。

さらに長時間にわたって荷重がかかると、たわみが出やすいというデメリットもあります。机や軽いものを収納する家具などには向いていますが、重いものを長時間支える必要があるものには不向きだと言えます。

元記事から引用させていただきました。
元記事
https://sekokan-navi.jp/magazine/52273#:~:text=%E3%81%9D%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AE%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%80%81%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%AB,%E3%81%A6%E5%9C%A7%E7%B8%AE%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9D%BF%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
posted by TASS設計室 at 23:54| 木造の構造計算

梁のない建物

中廊下の建物の廊下の上に出てくる梁をやめてしまう手がある。
外周部の梁は省けないが、廊下の上なら、そんな方法でもよさそうだ。スラブがあれば水平力を伝達することができる。
ある構造設計者と話したところ、裏技ばかり覚えてしまい、いかに鉄筋量を減らすかということばかり注目されると言っていた。
posted by TASS設計室 at 22:20| 構造設計