2022年06月29日

設計は経済効果を考える

設計は経済効果を考えることである。
何か月も考えたことと思われるが、構造設計の依頼があり、無駄なことをやっていると思った。いつかは関係者が気ついて方向転換する。
一生懸命施主と一緒になって計画するのも良いが、冷静に距離を置いて考えることだ。落ち着き先が見えてくる。
posted by TASS設計室 at 21:37| 閑話休題

2022年06月28日

必要壁量を増やす見直し

・延べ面積300m2超の木造建築物に構造設計を義務化
・平屋建て、床面積200m2以下は建築確認の構造審査を省略《こんな計画は滅多にない》
・2階建ての木造戸建て住宅は構造審査が必要

原則は許容応力度計算を行うことだ。
そんなこともできないなら、一級建築士は『構造設計を除く』という限定免許にしたほうがよい。
壁量計算すら満足にできない建築士も少なくない。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02102/062200003/?fbclid=IwAR15oet6kDtvEoM1rNb2eqxawJuh76enbjVrHyWyU6GbdhdeXay5urLjv3I
posted by TASS設計室 at 11:55| 木造住宅

2022年06月27日

杭と基礎梁の計算

壁式構造で杭基礎の建物の計算をBUS-6とBUS基礎で行う。
杭と基礎梁の計算を行う際に、上部構造の応力を基礎梁に対する特殊荷重として入力する。
これがうまくいくと、WRC造や2x4工法の建物の杭基礎の計算が楽になる。
posted by TASS設計室 at 23:46| 構造設計

杭頭モーメントの曲げ戻し

杭頭モーメントの曲げ戻しの計算は、分離モデルで計算することもあれば、一体計算にすることもある。
RC/SRC/S造なら、BUS-6とBUS基礎を用いて一体計算ができる。これが普通になった。
どこが杭頭かといえば、杭は柱の延長だから、基礎梁芯の高さを杭頭にしてもよいのではないか。それを基礎梁に配分する。
Changの式で杭頭モーメントを求める際、杭頭であろうと、基礎梁の高さの芯であると、同じことではないか。
杭に作用する水平力に基礎梁成の2分の1を乗じた付加曲げを考慮することは、安全側ではあるが、やり過ぎではないか。
posted by TASS設計室 at 22:56| 構造設計

2022年06月26日

見積りは作業のシミュレーション

設計でも施工でも、見積りは作業のシミュレーションである。
構造設計を始める前から工事費を聞いてくる人がいるので、大雑把な金額を示す。
概算見積りを出すことができる人はゼネコンでも少ないもので、見積部に図面を渡しても概算は出てこない。決めつけて金額を入れさせているのが現状である。
そうすると、そこから彼らは考え始める。ゼロからスタートできる人は少ないものである。
考え方は寿司屋の勘定で、タネ倍が基本である。昔、寿司屋の板前に聞いて、建築工事と似ていると思った。
posted by TASS設計室 at 20:16| 閑話休題

構造計画に関する相談

木造専業の設計者は、構造設計に関して相談する相手がいない。
プレカット業者やコンポーネント会社に問合わせる人が多いと聞く。
難しい計画は相談しても満足な答えが得られない。kizukuri あるいは kizukuri-2x4 のオペレーションで仕事をしている人が大半だからである。
木造3階建てなら、そのくらいのところに依頼するほうがよいだろう。

混構造や木造4階以上になると、極端に構造設計者が少なくなる。その理由は、構造設計者は木造住宅の設計を積極的に引き受けないからである。
その理由の1つは、木造専業の意匠設計者の技量の低さにある。断面図もロクに描けない意匠設計者も少なくない。平たい土地に建てるなら、断面図がなくても分かるが、敷地に高低差がある場合は、立体的に考え、それを図面化する必要がある。
総じて座標の概念が希薄で立体表現が下手である。立体幾何が苦手だったのだろう。
基本計画では、幾何学的直観力が試される。

客と一緒になってお絵描きしている設計者も少なくない。1階に大きなリビングがほしいと言って、柱のない大空間をつくり、無意識でその上に2階や屋根の荷重が集中する計画をする。それで梁成を小さくしたいと言う。
相談の相手をしていると、意匠設計者の技量が分かる。
posted by TASS設計室 at 13:27| 木造住宅

応力が集中するところに梁を入れない

短スパンの梁で剪断力が過大になるところに梁を入れないと、変形は大きくなるが納まることがある。
その代わりにスラブを厚くするか小梁を入れる。
数字の辻褄合わせだが、構造計算にはそんなところがある。
昔ながらのD値法で計算すると違った答えになる。
長期荷重時の応力は固定法で計算するが、これができる人は少なくなった。

posted by TASS設計室 at 11:06| 構造設計

まだ2x4工法の設計が苦手な人がいる

意匠設計者の中には、まだ2x4工法の設計が苦手な人がいる。
木造住宅と言っても、斜面に建てたり、地下室を設けることもあるので、混構造に慣れると守備範囲が広がる。
@RC造・WRC造・S造
A軸組工法・2x4工法
の組合せしかないが、S造と組合わせることは希なので、4通りしかない。
お勧めは WRC造と2x4工法の組合せで、どちらも壁構造で理にかなっている。
東京デンコーの「2x4壁式」で計算することで一発で計算できる。
posted by TASS設計室 at 10:24| 木造住宅

2022年06月24日

斜面の利用

斜面を利用する際、建物の完成形をイメージすると同時に、施工過程を考える。
山留、土砂の搬出、埋戻しなどである。
斜面の安定を考慮して段切りするものとし、スキップフロアにすることも考える。
上部の木造は、スキップフロアを採用すれば、天井高さを高くするなど、変化のある建物を計画することができる。断面図をたくさん描きながら計画する。
posted by TASS設計室 at 23:49| 木造の構造計算

意匠設計者の技量は基本計画で分かる

意匠設計者の技量は基本計画で分かる。計画段階で大枠の予算は聞いていると思うが、お客さんと一緒になって夢を追いかけ、工事費が合わない。計画したものを最初から見直すことを提案した。
斜面地の建物なのに、土圧や仮設のことを考慮し、建物を立体で考えていないのではないか。
こんなことになるので、建物形状を決める段階で構造設計事務所に意見を聞くことだ。
posted by TASS設計室 at 09:28| 建築士